設置原則：
1. ケーブル端末のシーリングスリーブと各接続部の接続状態は、そのシーリング効果を確保し、水漏れがないようにする必要があります。
2. 検出器の外殻は、外部からの無線周波数および電磁ノイズによる干渉を防ぐために、確実に接地する必要があります。
3. 各検出器の接地ポイントとコントローラーの接地ポイントが、シールド層を介して信頼性の高い接地ポイントに接続されていることを確認してください。同じシステムの検出器とコントローラーを異なる場所で個別に接地することは禁止されています。
4. 拡散方式でサンプリングする検出器の場合、そのセンサーは応答し、検出を行うために、対象ガスと接触する必要があります。
5. 検出器を熱源または振動源に直接設置することは禁止されています。
配線要件：
1. GB3836.15-2000「爆発性ガス雰囲気用電気機器 - パート15：危険場所における電気設備（鉱山を除く）」の関連要件を満たしてください。リレー出力線は、断面積が≥1.0 mm²のRVSより対線を採用することをお勧めします。電源線と通信線は、断面積が≥1.5 mm²のRVVP線を採用してください。
2. 入口要件：防爆コネクタを使用してください。
設置上の注意点
1. 設置中は、検出器のセンサーが水やその他の液体に浸かって損傷するのを防ぐために、下向きに固定する必要があります。
2. 配線を正しく接続した後、防爆要件を満たすために、検出器のトップカバーを完全に閉じる必要があります。
3. 外部活線端子と検出器の電源プラグの動作電圧は36V未満です。したがって、それらとケーシングの間には絶縁要件はありません。ケーブルがアースに短絡しているかどうかを確認する際は、誤った判断を防ぐために、検出器を接続しないでください！
接地に関する指示
E検出器ハウジングの接地ボルトが確実にアースに接続されていることを確認してください（ハウジングの接地線の線径：4 mm²）。システムは総合接地を採用しているため、接地抵抗は1Ωを超えないようにしてください。接地抵抗が要件を満たしていることを確認した後、デバッグのために電源を入れることができます。そうでない場合、関連する結果についてはお客様の責任となります。
検出器の設置（図1）
1. 少なくとも4つのM5x25拡張ボルトを使用して、取り付けブラケットを壁に固定します。（最高のパフォーマンスを得るには、検出器は振動が最小限の硬い面に設置する必要があります。）
2. 適切な長さのM6ボルトを使用して、検出器アセンブリを取り付けブラケットにしっかりと固定します。フロントカバーを取り外します。
3. G3/4防爆ケーブルグランドを通してケーブルを通し、端子台に接続します（配線図を図2参照）。
4. 検出器のフロントカバーをねじ込んで設置を完了します。
5. 標準の4 mm²接地線をM4x6接地ボルトに接続します。
配線図（図2、図3）
1. 電源ケーブルには、線径が1.5 mm²以上のケーブルを使用し、その他のケーブルには、線径が1.0 mm²以上のものを使用してください。
2. 4線式システムの配線については図2を、2線式システムの配線については図3を参照し、ケーブルを端子台に接続してください。
電源電圧：
1. 検出器の信頼性の高い動作を確保するために、検出器の電源電圧がDC 20.4〜27.6 Vの範囲内にあることを確認することが不可欠です！
2. 電源電圧が20.4 Vを下回ると、検出器は不安定な動作状態になります。タイムリーに電源を交換してください！
注：
1. 製品の安全性能を保証し、型式認証の要件を満たすために、この製品を改造しないでください！
2. 製品の性能とテストの精度を確保するために、製品は初めて電源を入れたときに20分間動作させる必要があります！
